社長挨拶

代表取締役社長 土谷 真史 画像

当社は、三菱商事グループの国内発電事業を統括する会社です。
傘下には、国内で洋上風力発電事業を推進する三菱商事洋上風力株式会社と国内で太陽光、陸上風力、水力等の再生可能エネルギー発電事業とカーボンフリー火力を推進する三菱商事クリーンエナジー株式会社を保有しております。この両社を通じて環境価値の高い電源を開発、運営する事で、クリーン電気の安定供給に取り組んでいます。

世界的なカーボンニュートラルへの動きがある中、日本においても2050年までのカーボンニュートラル社会の実現に向けて積極的な取り組みが実施されています。
当社としても、この市場環境の変化をチャンスと捉え、当社と同じくカーボンニュートラル化を目指すパートナーとの連携を拡めて新しい事業を創造し、環境に優しい未来づくりに貢献していきます。

三菱商事グループの企業理念である三綱領(所期奉公、処事光明、立業貿易)を電力事業分野で実践しつつ、カーボンニュートラル社会の実現、日本そして地域社会の発展、ステークホルダーへのご期待に応えるべく、誠心誠意尽力して参ります。
今後とも当社、並びに当社事業に対する皆さまのご支援、ご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長 土谷 真史

会社概要

会社名
三菱商事エナジーソリューションズ株式会社
資本金
3億円
設立
2015年10月1日
代表
代表取締役社長 土谷 真史
株主構成
三菱商事株式会社(100%出資)
本社
東京都千代田区丸の内二丁目6番1号(丸の内パークビルディング 24F)
事業内容
発電事業
関係会社

組織体制

三菱商事エナジーソリューションズ株式会社

経営企画室

コーポレート本部
  • 内部統制室
  • DX戦略室
  • 総務部
  • 人事部
  • 財務経理部

グループ会社

  • 三菱商事洋上風力株式会社
  • 三菱商事クリーンエナジー株式会社

沿革

  • 2002

    • 三菱商事/重電機本部/重電機部にてオンサイト発電事業への取り組みを開始。
  • 2004

    • キリンビール福岡工場向けオンサイト発電事業を開始(以後、同社各工場へ展開)。
  • 2007

    • 三菱化学川尻地区・塩浜地区(四日市)でオンサイト事業を開始。
  • 2008

    • マツダ本社工場向け、中国木材鹿島工場向けオンサイト事業を開始。
  • 2010

    • JSR四日市工場向けオンサイト事業を開始。
  • 2013

    • 国内メガソーラー事業の統括会社であるダイヤモンドソーラージャパンを設立。
    • 熊本県の阿蘇熊本空港隣接地でメガソーラー事業を運転開始。
    • マツダ防府工場向けオンサイト事業を開始。
  • 2014

    • 日本製紙、中部電力と静岡県富士市の日本製紙富士工場鈴川でIPP発電設備の建設に着工。
    • 北越紀州製紙新潟工場向けオンサイト事業を開始。
    • 福島県いわき市の日本化成工場内でメガソーラー事業を運転開始。
    • 岩手県葛巻町における風力発電事業の環境アセスに着手。
  • 2015

    • 福島県いわき市の小名浜石油、徳島県の日本製紙小松島工場、愛知県田原市の臨海工業地帯、長崎県田手原町のゴルフ場跡地、岡山県玉野市の塩田跡地におけるメガソーラー事業を運転開始。
    • 新潟県村上市岩船沖洋上風力発電事業の事業者公募に当社が参画するコンソーシアムが採択され、事業性調査に着手。
    • 九州電力と共に熊本県南阿蘇村における地熱発電事業者として採択され、地表調査に着手。
    • 日本製紙と同社石巻工場におけるIPP事業の実施につき基本合意。
    • 三菱化学水島事業所内でコジェネレーション発電所の建設着工。
    • 10月1日、オンサイト発電、火力IPP、再生可能エネルギーの各事業を統括して開発・運営する三菱商事パワーを始動。
  • 2016

    • 火力IPP事業第1号案件である鈴川エネルギーセンターの営業運転開始。
    • 福島復興に向けた世界最新鋭の石炭ガス化複合発電(IGCC)による発電事業に着手、国内最大級のプロジェクトファイナンス組成達成。
    • 秋田潟上風力発電案件のファイナンスクローズ達成。
  • 2017

    • 岩手葛巻風力発電案件の環境影響評価(準備書)に関する経済産業大臣勧告を入手。
    • 高知香美メガソーラー案件の商業運転開始。
  • 2021

    • 三菱商事エナジーソリューションズ株式会社へ商号変更。
  • 2022

    • 7月1日 当社三菱商事エナジーソリューションズ株式会社は、新設分割により三菱商事クリーンエナジー株式会社、並びに三菱商事洋上風力株式会社を新設。
      当社の再生可能エネルギー発電事業(洋上風力発電事業を除く。オンサイト発電事業、IPP発電事業並びに発電プラント販売及びアフターサービス事業)に関する権利義務を三菱商事クリーンエナジー株式会社へ、洋上風力発電事業に関する権利義務を三菱商事洋上風力株式会社へ承継。

註)オンサイト発電事業:顧客の工場内に自家発電設備を保有し、工場に蒸気と電気を供給する事業。

企業理念

三菱商事グループの一員として、三菱商事の社是である「三綱領」を当社の企業理念とします。
「三綱領」の下、ステークホルダーに対する責任を果たし、電力供給を通じた豊かなエネルギー社会の実現に貢献します。

三綱領 所期奉公 処事光明 立業貿易
  • 所期奉公

    事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない地球環境の維持にも貢献する。

  • 処事光明

    公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。

  • 立業貿易

    全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。

基本理念

三菱商事エナジーソリューションズ株式会社の役職員は、業務遂行にあたり諸法規、国際的な取決め及び社内規定を遵守するとともに、
ビジネスマナーを守り、社会規範に沿った責任ある行動をとる。

遵守事項

  1. 人権を尊重し、差別・ハラスメントを行わない。
  2. 環境に関する条約・法令等を遵守し、地球環境に配慮した活動を行う。
  3. 取引遂行にあたっては、法令及び社内規程を遵守し、公正を旨とする。
  4. 貿易に関する国際的な取決めを遵守する。
  5. 会社の情報を適切に管理することはもちろん、社外から得た情報や第三者の知的財産権等の権利についても適切に取り扱う。
  6. 株式等の不公正取引(インサイダー取引)は行わない。
  7. 会社の利益に反する行為は行わない。また、公私のけじめをつける。
  8. 財務・会計に関する記録や報告は、適時・正確に行う。
  9. 贈答・接待等は法令に違反することなく、かつ社会通念上妥当な範囲内で行う。
  10. 反社会的勢力には毅然として対応し、利益供与は一切行わない。
  11. この規範に反する行為については、これを発見した場合又は不注意により自ら行った場合を問わず、速やかに上長、コンプライアンス・オフィサーのいずれかに報告・相談する。

事業を通じた継続的
社会価値・環境価値の創出

三菱商事エナジーソリューションズ株式会社は、洋上風力、太陽光、陸上風力、水力などの再生可能エネルギー事業を通じて、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。三菱商事グループの国内発電事業の統括と最適運営を担い、カーボンニュートラル社会の実現に向けてクリーン電力の安定供給を目指しています。また、地域社会やパートナー企業との連携を強化し、環境価値の高い新しい電力ソリューションの創出に貢献していきます。