社長挨拶・企業理念

三菱商事エナジーソリューションズ株式会社(グループ) 社長挨拶

ご既承の通り、世界の温室効果ガス削減やカーボンニュートラルの実現に向けた取組みは着実に進展し、そのスピードは益々速くなっております。
2021年11月のCOP26終了時点で、期限付きカーボンニュートラルの宣言国は日本を含む155の国と地域に拡大しました。わが国政府は、第6次エネルギー基本計画の中で電源構成に占める再生可能エネルギー比率の目標を大幅に引き上げ、再生可能エネルギーの一層の導入拡大を目指す戦略を明示しました。足元を見ますと、新型コロナウィルス感染拡大後の経済回復に世界的な天候不順・災害や化石資源業界の構造的な上流投資不足が重なり、天然ガスを始めとする化石燃料価格が上昇、ロシアによるウクライナ侵攻の影響でエネルギー価格は更に高騰し、エネルギー安全保障の観点からも、貴重な国産エネルギーである再生可能エネルギーの重要性は益々高まっております。

三菱商事は2021年10月に「カーボンニュートラル社会へのロードマップ」を公表し、三菱商事グループとして2030年度迄に温室効果ガス排出量の2020年度比半減、2050年迄にネットゼロを目指す他、2030年度迄に2兆円規模のEX関連投資を行う目標を掲げました。その後2022年5月には「中期経営戦略2024 MC Shared Value(共創価値)の創出」を発表、EX関連投資を2024年度迄に1.2兆円とし、スピードを上げて脱炭素化とエネルギー安定供給の両立を実現することを目指しています。

このような事業環境の下、三菱商事エナジーソリューションズ株式会社(MCES)は、再生可能エネルギー発電事業の領域毎の特性を踏まえ、より迅速な意思決定とより効率的な開発・プロジェクト管理を実現するため、既存事業を洋上風力発電事業と再エネ・クリーンエナジー発電事業(洋上風力発電事業を除く再生可能エネルギー発電事業及び火力発電事業の低・脱炭素化並びに発電設備販売事業)に分割し、それぞれの事業領域での専門性をより高めて更なる成長を目指すことと致しました。

2022年7月1日、当社は傘下に各領域の事業会社となる三菱商事洋上風力株式会社並びに三菱商事クリーンエナジー株式会社を当社100%出資子会社として新設し、これまで当社傘下で展開してきた各プロジェクト会社をこれら新設2社の傘下に再編しました。同時に2021年度以来三菱商事再エネソリューション事業室で展開してきた水力・太陽光・陸上風力等の再生可能エネルギー発電事業とGreenest Energy合同会社を三菱商事クリーンエナジー株式会社に移管し、再生可能エネルギーを軸としたクリーンエナジーを“つくる”事業を強化します。

また、当社自身はこれら新会社2社の親会社として、MCESグループ全体の事業戦略の立案、コーポレート機能の提供、人財・資金の一元管理を担い、MCESグループとして展開する国内発電事業全体の最適運営を行います。

三菱商事グループの企業理念「三綱領」のひとつである「所期奉公」は、「事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない地球環境の維持にも貢献する」という考えです。電力事業は、自治体を含む立地地域の皆様、お客様、サプライヤー様を始めとする多くの関係者の皆様との共生・共創があって初めて推進することが出来るものです。MCESは、日本のエネルギーを支える三菱商事グループの企業として「三綱領」の理念を実践し、カーボンニュートラルの実現と日本社会の発展に貢献出来ますよう、真摯に事業を展開して参ります。

MCESはエネルギーの力で“つぎ”を創ります。
今後とも当社並びに当社事業に対するご支援を宜しくお願い申し上げます。

代表取締役社長 岡藤 裕治

企業理念

電力供給において「三綱領」を実践します。

企業理念
  • 所期奉公

    事業を通じ、物心共に豊かな社会の実現に努力すると同時に、かけがえのない地球環境の維持にも貢献する。

  • 処事光明

    公明正大で品格のある行動を旨とし、活動の公開性、透明性を堅持する。

  • 立業貿易

    全世界的、宇宙的視野に立脚した事業展開を図る。

(2001年1月、三菱グループ各社で構成される三菱金曜会にて申し合わされた現代解釈)

三菱商事グループの一員として、三菱商事の社是である「三綱領」を当社の企業理念とします。
「三綱領」の下、ステークホルダーに対する責任を果たし、電力供給を通じた豊かなエネルギー社会の実現に貢献します。